運動面より認知課題についつい目がいきがなんですが、小学校に入学すると自分の席に座って、一年生は、一日5時間の授業を受けることになります。
保育園、子ども園、幼稚園などでも、座学の時間はありますが、小学校に比べると比較的自由度が高く、子供たちは皆、45分座り続ける経験をあまりしていません。
発達障害のある子供の中には、発達性協調運動障害の診断を持つ子もいますが、診断がなくても身体をうまく動かすのが苦手な子どもも多くいます。
そんな子たちの中には、姿勢を保持して席に座るのが苦手で、姿勢を保持することに苦戦して、それだけで疲れてしまい、学習に集中したいのにできない子がいます。
学習以前のところの困り感があれば、学習に集中しにくいのは、仕方ないところです。そのため、体を支え、学習に集中するためには、体幹を鍛える必要があります。
ほとんどの子ども達は、遊びや日常生活における動作で体幹を身につけていくのですが、発達障害のある子供の中には、経験から学びにくい子どもたちもいます。
そこで特性にあった方法で体のトレーニングをすることが必要になります。トレーニングは、できるだけ、訓練にならないよう、楽しくすることも大切です。継続して取り組むためには、お子様自身が興味を持ち、主体的に取り組むことが大切です。
上のイラストはバランスボールカードです。バランスボールの動きに覚えやすい名前をつけて、視覚的にもわかりやすくしました。
今1〜10までのカードがあります。これを順番にすると、バランスや体幹の力がつきます。カードを見せながら音楽に合わせてとりくんだりもします。
また、発展形でこの動作を基本にしたバランスボールダンスもあります。おひさまスマイルにきたら、楽しく体幹トレーニングができますよ!
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